先生の悪夢

開く
2006-02-20

エロより、読後感良くないかもしれません。

僕の進んだ高校は、ちょっとタチの悪い生徒もいるような学校だった。
口内をのさばり歩く奴らとそれを避ける僕ら、ガタイも態度もでかいガラの良くない輩と隅っこで静かに暮らす僕ら。
彼らは授業などロクに受けはしないし、外でケンカばかりして、同類相憐れむみたいな不良の女子と不純な交遊をしたり、そんな日常だった。
下手に関われば学校も荒れるからと、先生たちも敢えて無関心を装っていた。
けれどそいつらを除けば、そんなに酷いスクールライフでもないし(偏差値は余り高くなかったとしても)、平穏といえば平穏な日々に馴れていた。
そんな僕らの、高校2年生時分のことだ。

奴らについて話す僕の言葉にトゲがあるとしたら、それにはそれなりの理由がある。

2年生の1学期、新任の先生が来た。
23歳の、女の先生だった。
僕はその先生が好きだった。
淡い気持ちではあったけど、成就を望めるような恋ではないけ

お勧めの体験談