片想いの宮田くん2

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「足元、気をつけて…」
「うぅ…、横にならして…」
「あっ…、宮田くんたら〜…、それ、私のベットだよ…。
…いいけどお〜」
「悪い…。」
「しかたないなあ…、いいですよ〜。
休んでいってくださ〜い。」
宮田くんは時々こうして、私のベットに寝てしまうことがあります。
間違えてベットに寝て欲しくて、ベットに近すぎるソファーの位置は変えない…。
彼の香りが私のベットに残るのが嬉しいから…。

飲み過ぎた日のお酒に弱い宮田くんは、
横になってしばらくすると、いつも深い眠りにつくんです。
寝顔を眺めるのも楽しいけれど、

そろそろ…

いいかなあ?

ほっぺた、ツン…

ツン…ツン

もう…、大丈夫みたい…。
宮田くんの規則正しい呼吸の音が乱れない…。
酔いすぎた日の宮田くんは、しばらく全然起きないんだよ。

宮田くん…凄く会いたかった…
チュウ。


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