明治政府が「植民地化」を恐れ「野蛮批判」を恐れて自国の性規範の欧米化に躍起になった結果・・
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実は、村社会・地域社会の絆とも言える身内感覚(共同体意識)を支えた「おおらかだった庶民の性意識思想」を変えたのは明治維新に拠る新政府が、
近代化を図る為に「文明開化(欧米文化の導入)」を行い、
キリスト教の教えを基にした欧米型の精神思想を啓蒙、
また国家の統治の要として儒教・儒学(朱子学)の精神思想を採用、広く庶民に啓蒙した事に拠るものである。
この事が、徐々に庶民の村社会・地域社会の身内感覚(共同体意識)を失わせた。
おおきなお世話だが、ぺリー提督の黒船の後に来日して初代駐日公使となり、日米修好通商条約を締結させたタウンゼント・ハリスが民衆の生活を見聞し、 日本の性規範の大らかさに驚き「軽蔑した」と言う。
これを持って明治維新政府は、「野蛮批判」を恐れて自国の性規範の欧米化に躍起になる。