ヤクザが突然質屋にやってきた

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2011-10-21

今から30年近く前の話。当時8歳の俺は、母が入院した関係で祖父の家に預けられていた。

その祖父は質屋を営んでいたんだが、時々夕方ふらっと銭湯に出かけ、俺が店番をすることがよくあった。
ある日のこと、いつものように計算ドリルなど解きながら店番をしていると、お客さんが・・。
ただ、たった一つ違っていたのは・・・お客さんは893だったのです。(川谷卓三似)

後で知ったが、どうやら品が質流れになったのを恨んでいるらしく、(逆切れもいいとこだがw)

「じじいおるか?」

「おらん」
 



「どこじゃ?」

「しらん(子供心に場所はいっちゃいけないと思った)」

「あのじじい・・・・・・・・・お前はなんな?(注:お前は誰なんだい?)」

「孫」

「なんでお前がおるんな(注:どうして

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