13年前の話

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2007-02-11

もう13年前の話だ。19歳の雪が降る日、僕は小学校来の親友と彼のアパートで受験勉強に励んでいた。
あと一月もすれば苦しかった浪人生活に別れを告げられるのと解放後の楽しみを前に僕らは胸を踊らせていた。
友「合格したら海に行ってみたいなぁ。実は俺生まれてから一度も行ったことないんだよ」
僕「そうなのか、じゃあ今年は彼女なんかつくって行きたいな」友「じゃあ約束な!」
僕「ああ、そのためにも頑張らなきゃな」
それから日は過ぎ、僕らは同じ第一志望の大学に合格することができた。彼は泣いていた。
彼は

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