Unreal その3
2007-01-31
前編:Unreal その2
http://moemoe.mydns.jp/view.php/5677
「……であんまししつこいから8×4渡したげたんよ。ヒャ―ッて顔してた」
京都弁のまったりとした感じと、関西ゆえの流れるようなトーク。
生で聞く彼女の喋りは、その独特のテンポもあり、笑いが堪えきれない。
声は意外と落ち着きがあってよく通る。
おそらくはこれから、彼女のチャットを見るたびに思い出すだろう。
そして横をみると、きめの細かい髪。
こんな細い髪は見たことがない。櫛で梳くと全部抜け落ちそうだ。
うなじから高級ホテルの石鹸のような匂いがする。
あまりにいい匂いで、思わず息を大きく吸いたくなるが、
発情していると思われては格好悪いのでやめた。
今のスクランブル交差点で、彼女を見