母娘

開く
----/--/--

「康さん、やっと一緒に暮らせるのね。」
「美佐、長かったけどやっと夫婦になれたんだよ。」
康と美佐はお互いバツいちであったが康が出入りする会社の事務員として働いていた美佐にアプローチしたのだった。
美佐には20になる娘のめぐみがいたが人なつっこい性格の康に嫌悪感も抱かず、母親の結婚に賛成してくれた。
 「これからはお父さんって呼ばなきゃね!」
めぐみは愛くるしい笑顔で康を見つめる。
栗毛色の髪が光り、母である美佐に負けない健康美にあふれたしなやかな身体が印象的だ。
 (これから楽しみだな…)
人を和ませる笑顔の裏に陵辱の一面があることをそのとき母娘は知る由もなかった。
「さあ、お祝いに乾杯しましょう!」
美佐が二人をダイニングに招きワインを注ぐ。
「じゃあ、三人の新しい人生に乾杯!」
康はにこやかに二人のグラスを合わせる。これまでの苦労話やめぐみの幼少時代の話に花が咲き。
三人はみんな顔を赤く染め、気がつくと23時を回っていた


お勧めの体験談