あの夏の日の思い出3
2007-07-19
由香「ねぇ~ねぇ~金魚すくいやろうよぉ~金魚すくいぃ~」
俺「ダメだ。お前昔っから生き物の世話とかしないだろ。第一こういうお祭りの金魚はみんな弱ってるから、ちゃんと世話してもすぐに死んじゃうことも多いし」
由香「世話するもん。今回の私はいつもと違うんだから。それに、ここで一生暮らして死んじゃうの可哀想だよ・・・ならいっそ私の手で」
俺「自分から殺ってどうする。あぁ~却下だ却下だ。ほら、いくぞ」
由香「おじさん!一回ねぇ~」
金魚すくいのおじさん「あいよ、毎度あり」
あのやろう、人の話も聞かずに・・・
【数時間前】
それはいきなりだった。
由香「ねぇ~お祭りいかない?」
俺「あぁ~?お祭り?」
結局たいした案もでず、今時小学生でもやらないような『朝顔の観察』というものすごくポピュラーな