「出して!中に頂戴」って叫んでた彼女・後編

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2015-04-13

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彼女の兄貴に電話してみた。

「夜分遅くすみません」

そう言うと、奥さんは何かを察したらしく、兄貴にすぐ変わってくれた。
兄貴はいい人で、俺を認めてくれて、「妹を頼む」と頭を下げてた人。
奥さんとも仲良くて、子供の面倒を俺が見るので、子供は「お兄ちゃん大好き!」と慕ってくれてたし、いい関係だった。
酒も過去三回一緒に飲みに行って、「俺の会社に来ないか?」と言ってくれた。
設計事務所を経営してるんですが、俺が妹の彼氏とかは別にしても、「お前を買ってる」と言ってくれたのが嬉しくて、俺の兄貴的存在だった。

兄貴「おぃ!どした?」

俺「あっ、お兄さん、俺もうダメみたいです」

兄貴「どした、どこに居るんだ?」

俺「あの、あいつの事なんですけど・・・」

兄貴「なんかやらかしたのか?」

俺「えぇ・・・部屋行ったら違う男がいて・・・そ、そそれで」

もうそれ以上言えなかった。
涙がこぼれてしまった。


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