人妻 香苗 4
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恭子 「香苗さ~ん!」
香苗 「ぇ……?あ、恭子さん。」
それはある日の朝の事だった。
香苗がゴミ出しに行くところで、後ろから来た恭子が声を掛けてきた。
恭子 「おはようございます。」
香苗 「おはよう、恭子さんは今から出勤?」
恭子 「はい、なんだかお隣なのに、お顔合わせるのは久しぶりですよね。」
香苗 「ホント……恭子さん近頃は一段と忙しそうね、帰りもいつも遅いんでしょ?」
以前は恭子を部屋に呼んで晩御飯を共に食べたりしていたが、最近はそういう事もめっきり減ってしまっていた。
最近の恭子は今まで以上に朝の出勤が早く、帰りも夜遅い。
休日に何度か恭子を食事に誘おうかと考えていた香苗だったが、きっと疲れているだろうと思って遠慮していた。
恭子 「毎年この時期は忙しいんですよ。祐二さんも最近は忙しいんじゃないですか?」
香苗 「うん、やっぱり今はどこの会社も忙しいのね。恭子さんも大変でしょ?疲れとか溜まってるんじゃない?」
恭子 「ん~