まさか、姉が…(1)

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たぶん、長くなります…

ボクが幼稚園の頃、父親は他界した。交通事故だった。
家に残されたのは母親と祖母、ボクとボクの姉。
まだ幼かったボクは、住み込みで働き始める母についていくことになった。
姉のユキは、実家で祖母と暮らすことになった。

ボクが小学校2年生になってからは、
夏休みや冬休み、春休みなど学校が長い休みになると、
その期間だけ実家に戻ることになった。

ユキねえと呼んでいたボクの姉は、 ボクより3歳年上。
5年生のユキねえは、ボクの宿題を見てくれて、
宿題がよく出来ると、ユキねえはちゅうしてくれた。
「まこと(ボク)、すごいねー!ちゅっ」
それが嬉しくて、宿題も頑張った。

ボクが3年生になっても、同じような休みを過ごしたけど、
6年生になった姉は自分の勉強に一生懸命になっていたので、
会話もどんどん減っていった。
ボクが4年生に、ユキねえが中学生になった時は、
ほぼ「家の


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