15少年漂流記....残虐な食人種との死闘...⑥
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スパイの女の子の睡眠薬入りの料理を食べた9人の少年たちは意識がないまま生け捕りにされ、交替で見張りに立った6人だけが生き延びてジャングルに逃げ込みました。
「早くみんなを助けよう」
「そうだ、ただひとつだけ安心なのは僕たちは多分直ぐには殺されない、必ずセックスさせられ、何人かの女の子を妊娠させてから殺されると思う」
「で、どうする?」
「戦うしかないな、かなり遠回りになるけど北の部族と連合を組み、戦う仲間を増やしてから勝負するしかないと思う」
「何日くらいなら大丈夫かな?」
「多分10日ほどかな?」
「よし、行こう」
6人は遠回りして北の別の部族を探します。
歩きにくいジャングルを渡り、3日かかってやっと北の部落に着きました。
あの恐ろしい人食い人種とは違い、色も褐色の理性的な部族でした。
手振り身振りで自分たちを説明し、やって来た目的を理解してもらいます。
部族は「ギー」といい、毎年のようにあの食人種に襲われて女や子どもを拐われ、食べられ