す・・す・・好きなんです②・・・4
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私の。
大介さんと…私の。
ずっと、望んでた。
子供の頃からの夢…だったから。
好きな人とスルこと…、夢だったから…。
大介さんに、捧げることが出来て…、
嬉しかった。
凄く、嬉しい。
大好きな人と、初めてを出来るというコトは、
幸せなコトでした。
「じゃあ、帰るよ。」
あの扉を開けて、…帰ってしまう、大介さん。
貴方が好きだと言えずにいたら、
きっと、立ち去る貴方に、
何も言えずに、
ただ、見送るだけだった。
側にいれたらいいのに…って、思うのに、
貴方に似合わない私は、
大好きなその背中を、ただ…、見送るだけだった。
今、
貴方がいてくれて、嬉しい。
微笑んでくれて、嬉しい。
話せて、嬉しい。
優しくしてくれて、嬉しい。
貴方がいてくれて、嬉しい。