こんな私って・・・抱かれる人妻 11
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.由香里を陥れて手に入れることができたのに気持ちはちっとも晴れないし、結局ダンナだけが得をしたんだと思うと余計に落ち込んでしまう。
「シノムラは首にしたからな。あんな奴はもういらねー」
私をじろりとにらむ・・・
「どうして?でもホッとしたわ。いつも私を狙っている気がしてて・・・」
「ふーん。あいつ、首にするって言ったら、お前を抱いたとかぎゃあぎゃあわめいたから半殺しにしてやったよ。嘘ばっかこきやがって」
「あんな奴、いい気味だわ」
「本当にそう思うのか?それでいいんだな?」
顔は笑っているが射抜くような鋭い視線を私に向ける・・・
ヤバい・・・この人はシノムラとの関係を知っていて、それなりに楽しんでいたのだ。
またダンナの手の中で遊ばされていたのかと思うと情けなくなってくる。
このままでは息がつまるような日々がまた始まってしまう。
何とかしなくては・・・
「主人の転勤についていきます。だからもう・・・」
こう言い残して私の前から消