3階の渡り廊下は絶好の覗きスポットだった
2020-01-11
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男女共学の高校に在籍していた。
3年生の5~7月頃のこと。
晴れの日の15時過ぎ、1日の授業が終わり、黄昏時の校内の光景を教室や廊下の窓から眺めるときに得られる解放感は、いつも爽快だった。
この爽快感に加えて、一時の間だけだったが、放課後に束の間のささやかな楽しみがあった。
スカートの中の覗き見だった。
対象は同じクラスの女子生徒だった『Aさん』。
自分の所属するクラスの男女比は、男子生徒20名、女子生徒18名。
クラス全体の様子は、4月当初から女子生徒たちのグループは細かく分裂していた。
同じクラスの男子生徒たちの大半が仲良く固まっているのとは対照的だった。
Aさんも例外ではなく、いつも5人の友達と仲良くしていた。
ついでに言うと、私はどちらかというと物静かで大人しい性格だったが、休み時間はいつも同じクラスの男子生徒と4人で過ごしていた。
Aさんの男子生徒たちからの評判については、クラス内ではプチマドンナ的な評判はあったもの