“20歳までに喫煙”で寿命10年短縮

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2012-11-02

“20歳までに喫煙”で寿命短縮、禁煙しない場合は男性8年・女性10年。
ナリナリドットコム - 11月02日 16:31

放射線影響研究所(広島県)の坂田律氏らは、20歳までに喫煙を始めて禁煙しなかった場合、平均寿命が男性で8年、女性で10年短縮していたことを、10月25日発行の英医学誌「BMJ」(2012; 345: e7093)に報告した。これまで、日本人の寿命に対するたばこの影響は数年程度で、欧米人より少ないという見方があった。今回の結果は、出生年がより新しい世代では喫煙本数が増え、喫煙開始年齢が低下したことが関与している可能性があるという。なお、35歳未満で禁煙すると、死亡リスクの上昇がなくなるという結果も出ている。



◎1945年以前生まれの男女を検討

坂田氏らは、1945年以前に生まれた広島・長崎の市民12万321人について、1963~92年に郵送および診療所での聞き取り調査を行い、喫煙状況を確認。男性2万7,31

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