炊き出しボランティア(続き)
2008-11-13
しばらくし、夜空の下で公園の木に手を着いてお尻を突き出し…
その姿勢で後からたくさん人に見られてた…あぁ…
見てる…この私が赤ちゃんを産む瞬間を、今か今かと待ち望み見られてる…
こんな状況なのに、お腹の痛みに呻きつつホームレスの視線に悶えちゃいながら、
段々と迫る瞬間を私も待つの…そして激しい衝撃が全身を襲いました!
「あぁぁぁぁぁ───────!!!」
出てくる…中から、大きなの…道をこじ開けて、
少しずつ少しずつ…その苦しみと痛みに、私は必死に耐えます。
サトさんは少しでもマシになる呼吸を、自ら実演し私に教えてくれました、
でもそれをしても…やっぱり辛いわ、だけど…頑張らなきゃ。
「あぁ…んあぁぁぁ─────!!!」
バッシャァァァァァッ!!
「おぎゃぁぁぁ!!おぎゃぁぁぁぁ!!」
「おぉぉぉぉぉ─────!!!」
公園の一角から激しい歓声が起き、周囲に響きます…