秋葉原の通り魔の母親を思い出させる話

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2011-06-30

俺が直接の復讐側ではないけどひとつ 

俺は割と金回りの良い家に生まれた。 
ひとつ上の兄と二つ下の妹の三人で育った。 
俺が小学生の頃、兄貴は神童みたいだった。 
みたいだったってのは、あれよ、勉強もできて運動もできて 
それをことさらに母親が褒めちぎってたから、そう思った。 
少し羨ましかったっけな。誇らしかったのもある。 
俺は頑張ってもあまり結果がついてこないタイプだった。 
格闘技は除くが、現代に格闘技なんて、ショウ以外では無用だよな。 
唯一の取り柄が自慢にもなりゃしないってのは、ちょい悲しい。 
おっと、俺の話じゃねえや。 

中学の頃から兄貴が少しづつ落ちぶれだした。 
女の子が気になったり、色々と芽生えてくる年頃だから 
勉強に専念しきれなくなってたんだろ

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