従妹との会話

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2008-12-12

伯父の家が東京にあって、俺は大学に入ったのを機に同じ街に引っ越した
伯父とその奥さんは共働きで、従妹がよく学校帰りに俺のアパートに寄った
そのときの会話を断片的に書いた
従妹はお嬢様御用達の学校に通ってる
敬語なのは伯父からあんまり乱暴な言葉遣いはしないでくれって言われてるから
会話は全部交互に喋ってる

従妹「直巳(なおみ。俺の名前)の部屋にはたくさん本があるのですね」
俺「あなたのお父さんの書斎にも、本はたくさんあるでしょ」
従妹「父の書斎はなんだかお金の本ばっかりでよく分からないです」
俺「あぁ、なるほど。バリバリの商社マンですからね」
「直巳はお金の本は持っていないんですか?」
「僕もよく分からないから持ってません。つい最近まで円高円安さえほとんど知りませんでした」
「そういう知識は生活していく上で必要ではないのですか?」
「必要な人もいれば、必要でない人もいると思います。というかある程度意図的に避けること

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