じいちゃん

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2012-11-02

去年、じいちゃんが亡くなった。95歳だった。
俺は、その時、死に目に会えないどころか家にもいなかった。そんな不幸者の俺にじいちゃんはなれない携帯で毎日、「元気か?体は大丈夫か?」「ちゃんと食べてるか?」と電話をくれた。その時、じいちゃんは肺炎で普通にいるのも辛い状態だと後から聞いた。なのに、心配はかけたくないと病院には一切いかず、辛いのを隠して毎日電話してた。そんな事も知らずに俺は、じいちゃんを邪険に扱ってきた。そんな時、親父から「じいさんが息を引き取った」という電話があった。最初は信じられなかったが急いで帰ったらじぃちゃんの遺影があった。親父に思いっきり殴られた

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