便秘の妹が…
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去年のまだ寒くなる前の頃の話です。
23歳の妹が週末の夜、俺の部屋にやって来た。
「お兄ちゃん、ちょっと…いい?」と、何か俺の様子を伺う様な何時もと違う感じの妹だった。
「どした?」と何時もと変わらない応対をすると、そっとドアを閉めてモゾモゾとしながら俯き加減で後ろ手に何かを隠していた。
「あ、あのさ…その…えっと…」何か物凄く恥ずかしがっている様子だった。
「なんだ、悩み事か?」と尋ねると、「ま、まぁ、悩みって言えば悩みなんだけど…」そう言ってまた黙ってしまうので、「ハッキリ言ってくれないと俺だって何もしてやれないぞ」と言うと「そ、そうだよね…あ、あの…あーっ!やっぱ無理!」と首を激しく左右に振り「でも…」と再びしゅんとしてしまい、「な、なんだぁ?」と不思議そうに思っていると意を決したのか「お兄ちゃん、お願い!コレ…してくれる…?」と差し出したのはイチジク浣腸だった。
俺は一瞬「へっ?…おま、それって…」最後まで聞く前に、こくんと頷くと「もう二週間出てないの…」その言葉に思わず「に、二週間!」と叫んでしまった。