ギャップ燃えなのか?

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2007-09-07

遠縁の子に全く笑わない無口な男の子がいて、名は雄貴、皆からユウちゃんと呼ばれていた。子供の頃はお盆や正月田舎に帰るたびに他の親戚の子達と共に良く遊んだりしていたんだけど、その時も笑ってる顔なんて見たことなかくて正直苦手な子だった。
 高校から寮生活、そのまま大学一人暮らしへと移行したことにより田舎に行くことはとんとなくなって、社会人二年目。田舎の曾祖母が亡くなったとの連絡が入り、八年ぶりに田舎に行くことになった時のこと。
 葬式は厳かに、かつ田舎独特の慣習(多分知らない人が見たら首を傾げてしまうかも)の中、しめやかに行われた。
終わって、宴会となり、昔遊んだ仲間と話す機会と余裕ができた。皆いい大人になり、あの頃は楽しかったねと昔を想って談笑したりして。そんな中、ちょっと苦手なユウちゃんを発見。身長はすごい伸びてて、喪服の似合うナイスガイに成長してたが、顔に当時の面影、プラス会話の輪には入らず、一人静かに立ってる姿を見てこれはユウちゃんだなと理解した。
 今でもちょっと苦手そうなタイプだな~と、思いながらも、一応挨拶くらいはしておくかと思いユウちゃんのほ

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