帰り道に公園で

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2008-01-28

 たった一時限しか講義のない土曜日。少し前までは、面倒くさくて大学をサボりがちだった
この日だけど、今では毎週土曜が待ち遠しくて仕方がない。
 大学からの帰り道、この公園でアミカちゃんに会えるからだった。
 僕は自転車を止めて鍵をかけ、周囲を気にしながら公衆トイレに向かう。滑り台のある砂場
で何人かの子供が遊んでいたけど、こっちには大して注目していない。僕はさりげない様子で
女子トイレの方に足を向けた。
 その入り口のところに、水色のワンピースを着た女の子――アミカちゃんが待っていた。
 幼い顔立ちに、僕の胸くらいまでの身長。でも意外に体の方は肉付きがよくって、胸も結構
大きい。そんなアンバランスな容姿が妙にエロティックだ。
 実際のところ、アミカちゃんは何歳なんだろう……? ときどきそう疑問に思うことがあるけ
れど、お互いを詮索しないというのが僕らの間での約束事だから、直接彼女に年齢を聞いた
りすることはなかった。
 アミカちゃんは一瞬だけ

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