ナナちゃんのおまた係
----/--/--
俺が高2になったばかりのある日、母がランドセル姿の女の子を連れてきた。
「母さん、その子は?」
「遠縁の○○さんの子でお父さんが出勤で乗ってたバイク事故で入院してしまったのでしばらく預かる」
との事。
○○さんは奥さんを数年前にガンで亡くして一人娘を男手ひとつで育ててると聞いた事あるが小学生の子供とは思ってなかった。
「こんにちわ。お名前は?」
「ナナです!小4になりました!」
喋り方はまだ幼く、身体は少しぽっちゃり感のある子だなと思った。
「ナナちゃんよろしくね」
名札を見たら近くの小学校だった
「近くに住んでたんだ」
と母さんに聞いたら
「ここの家から通えるから預かった。数ヶ月転校させるわけにもいかないから」
と。
どこに寝かせるのかと聞いたら「お前の部屋しかない」と言った。
ここから小学校までの道を教えなくてはならないので、二人で往復してみる事にした。
「お家からより近い(笑)