富嶽遠景外伝前編
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ペニスの輪郭をなぞるように叔母の手が動く。
日ごろ、貞節な顔をした叔母が、今は妖しい美しさをかもし出していた。
その手の感触に応えるかのように隆之介の熱いたぎりが分身に送り込まれ、みるみるズボンの布地を押し上げてくる。
「あらあら、硬いのね。まだお子様だと思っていたら・・・」
悦子の手のひらに感じる反発力は夫のものとは比較にならないくらいだった。
「見てみたい」そんな衝動に駆られるような若い茎の反応だった。
悦子の替えたばかりの下着がまたもや、じゅくじゅくと湿り気を帯びつつあった。
仕事で不在勝ちな夫は、奈津美ができてしまってからは、たまに家にいても悦子に触れることすら面倒がった。
「浮気でもしているのかしら」
そう勘ぐりたくもなる。
物思いにふけりながら、甥の股間をさすっていたら、隆之介のほうがたまらなくなってしまっていた。
「ね、叔母ちゃん。ぼく、やばいかも」
はっきりとズボンに輪郭を浮き上がらせている、思春期のペニスは苦しそうに、ぴくぴ