息子の欲望を受け入れてしまった私(part2)
2006-09-29
前編:息子の欲望を受け入れてしまった私(part1)
http://moemoe.mydns.jp/view.php/5064
明くる朝、朝食の準備をし、まだ起きてこない彬を残して職場に向かいました。
電車で1時間30分の通勤時間はかなり辛いものがあります。彬が中学生になっ
た時今通っている職場近くのマンションから現在のマンションを買い移り住んで
来ました。まさかその明くる年に主人が遭難するなど夢にも思いませんでしたが
主人の生命保険のおかげで借金もなく生活ができることは有り難いことだと感謝
しています。
私の両親もまた主人の父もいつまでも一人でいないでと再婚を臭わせていますが
今の私にはとてもその気にはなれません。たぶん、主人を今でも忘れられないか
らだと思っています。ましてや、彬の事を考えたらとてもそんな気にはなりませ
ん。やはり世の常のごとく子供のために一生を終わるのだと運命を素直に受け入
れていました。