中国人の生活保護大量申請 大阪市の“大騒動”の舞台裏

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2010-12-31

中国人の生活保護大量申請 大阪市の“大騒動”の舞台裏

産経新聞 12月31日(金)16時18分配信


 生活保護の受給世帯が約11万4千世帯と、市町村別では全国最多の大阪市。6月には中国人48人による市への生活保護の大量保護申請が発覚し、「新手の貧困ビジネスか」と大阪市の担当者の間に緊張感が走った。大阪市が大阪入国管理局も巻きこんで徹底調査に乗り出すと、中国人側も急きょ申請を取り下げるなど、異例の展開に発展。大量申請問題の対応に振り回された大阪市の平成22年後半の騒動を振り返った。

 ■突然の緊急会見

 中国人48人が入国直後、大阪市に生活保護を大量申請した問題は、まさに「ハプニング」(市担当者)だった。

 6月末、市が開いた生活保護行政特別調査プロジェクトチームの非公開会合で、出席した区長の1人が突然この問題を「議題外」として報告したのだ。

 市の担当者はもう少し時間をかけて調べるつもりだった。ところが、

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