カードゲームの美少年が頭の中で重なって

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2019-04-18

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私は、私立の中学1年生でした。
その日、私は学校帰りに寄り道して、大きなスーパーの玩具売場に行きました。
そこの片隅にガラス戸棚があって、中にゲームのカードが並んでいました。
私は『アイ◯ルバ◯ル』のカードに夢中でした。
別にそれでゲームをしようと言うのではなく、ただカードに描かれてる可愛い男の子のメンバーを揃えたかったのです。

(あのボックスを丸ごと買えば、レアなメンバーカードも入ってるのかな・・・)

でも、とてもじゃないけど私のおこづかいで買える値段じゃありません。
私はたびたびここに来ては、そのボックスが売れてないことに安心したり、それが買えない自分が哀しくなったりしていました。

「『アイ◯ルバ◯ル』好きなんだね」

男の人の声がしました。
振り向くと、私のそばに高校の制服を着た丸刈りのお兄さんが立っていました。

(うわ、『アイ◯ルバ◯ル』の男の子に似てる・・・)

私がお兄さんの顔を見つめてると、お兄さんは私に言


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