ありえない日

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2013-10-07

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大学時代のことです。
僕(裕樹22歳)が、彼女(美香22歳)と街をブラブラと歩いているところに大学の先輩だった人から電話がありました。

「おー久しぶり、お前今何してんの?暇だったら久しぶりに家来いよ、飲もうぜ」

彼女といることを伝え、断ろうと思いましたが、先輩の家にも彼女がいるから連れて来いよと半ば強引に先輩の家に呼ばれてしまいました。

その先輩というのは嫌なタイプで、女癖が悪く、ヤリチンと呼ばれているような人で彼女を見せるのも嫌な気分でした。
でも外見は爽やかで女受けは良かったので、大学時代は凄くモテていました。

僕は憂鬱でしたが、彼女は自分の知り合いに会えることを喜んでいました。

「先輩っていくつ上なの?私行って邪魔じゃないかな?」
「2つ上だよ、先輩が連れて来いって言ってるから大丈夫だよ」

少しウキウキしている彼女を横目で見ながら、先輩の家に向かいました。
心の中では自分の大切な彼女が先輩の部屋に入るというだけで嫌な気分で一杯でした。


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