昔の体験
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枕元の行灯型電灯だけにして先に布団に入った。彼女は「よろしくお願いします」と言って、
少し遅れて布団に入ってきた。ふたりは天井を見ながら沈黙を続けた。
それではすすまない。「疲れただろう〜」などと言いながら、左を向き、
彼女を抱いてキスをした。彼女はされるままだが、キスは歯を閉じたままだった。
やがて寝巻きを脱がし、乳房から徐々に下方へ手をうつし、やわらかく股間に指を這わせた。
それは実に丹念に丹念に時間を掛けた。
と言うよりも、彼女のやわらかくぬくもりのある肌が、手の平や指先が快かったからであった。
女の体は、こんなに優しいのかと思った。股間から秘所に移ると、粘液が溢れていた。
両脚は開かれていなかったが、そうした長い愛撫に彼女も感じていた筈で、彼女の頭の下にした腕をたぐって顔を寄せ、キスをすると、やっと歯を開いて応じてきた。
秘所に入れている右手の指は上下を繰り返し続けていたので、彼女の心地よさは充分だった筈だ。
唇と秘所での快感は、彼女の悶えになってあらわれ、体