陽子のおもいで 第6章 お昼はランチンポ?
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一日一回のオメコという陽子の目標は確実に実行されました。
そんなある日のことです。
陽子が嬉しそうに僕のデスクにやって来ます。
「お昼食べにいきましょうよ!」
その日は同僚もロケ現場の下見で、アシスタントと一緒に朝から出かけていていません。昼は一人で食堂でランチ定食かな・・・と思っていましたので、陽子の誘いを断る理由がありませんでした。
「もう・・・そんな時間か・・・?!」と言いながら席を立ち、
「じゃ~、お誘いを受けるか・・・」と陽子の後をついて廊下を歩き始めました。
「何食べようかな・・・」と言うと陽子は可愛いハンカチーフの包みを見せて
「作ってみたの・・・試食します?」と職場の同僚を装う話し方で聞いてきました。
僕も「へ~っ・・・何作ったのかな・・・食堂行ってもいつも同じだから・・・ご馳走になろうかな・・・」と合わせた。
「じゃあ・・・表に出て、外で食べませんか?」
「・・・いいね・・・それ・・・」と建てものの外へでた。
Mテレビの社