見せちゃった

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中3の夏休み、私はお母さんと、大阪の叔母さんの家に遊びにいきました。
叔母さんには、私より3つ年下の男の子がいて、名前は義之といいます。私はヨックンと呼んでいます。
ふたり共一人っ子で、すぐ近所に住んでいたから、実の姉弟のように育ちました。ところが2年前、叔父さんが転勤になり、大阪に引っ越すことになったんです。

お別れの日、ぐずって引越し屋さんのトラックにキックしてる姿がかわいくて、私までもらい泣きしました。
久しぶりに見たヨックンはすごく背が伸びてて、もうすぐ追い越されそうです。私の胸で泣きじゃくってたひ弱な印象は無くなってました。
でも会ってすぐ、「友達ちゃんとできた?」って聞いた時、「当たり前だろ!」って答えたふくれっ面に昔の面影を感じてうれしくなりました。
聞けば、ゲームをたくさん持っていて、ヨックンの部屋が友達同士のたまり場になってるそうです。
実際、この日も二人上がり込んでました


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