(続)仮名・はなださんのアパートで…
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「私、ずっと!!はなださんのことが好きでした!!」
私は、はなださんに告白をした。
はなださんは、身動き一つしない。
私は、背中をクンクンしながら待っていた。
「俺もくどうのことが!!」と言って、ガバァッと来てくれるのを待っていた。
「俺もくどう、好きだよ。」
と、突然返事が聞こえた。
「本当ですかー!?」
私は思わず、大喜びで聞き返した。
「本当だよ。」
と言われて私は、
「きゃー、両思いですね!じゃあ、さっそく!」
と言って、はなださんのジャージを脱がせる。
…はずだった。
「え!?さっそくって、何?ちょっ、冷蔵庫にしまうの途中だよ。」
「あっ、そうですね。」
私は惜しみつつも背中から離れて、はなださんの横で、冷蔵庫にしまう動作を見つめていた。
はなださんの好きなウインナーも運ばれて、冷蔵庫に並べられた。
そして、作業は終了した。
冷蔵庫の扉をパタッ