旅館で

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昔のことだったが、とある僻地に旅をした。そこでは旅館は家族で経営して
いる民宿に泊まったのだった。ご主人夫婦と中学生の娘さんがいた。高校生
の息子さんもいるとのことだったが、僻地ゆえに寮生活をしているとのこと
で家にはいなかったのだ。

家族のようにもてなしてくれて、食事も一緒にとったのだ。ところで娘さん
は由美ちゃんと言う子で中2だそうだ。まだ見た目も子どもっぽい感じで明
るい子で僕になついてきたのだ。話も合うようなので僕の部屋で相手をして
くれたのだった。ご主人も由美ちゃんに任せるといい、部屋では二人っきり
で話をしたのだった。学校のことや僕の思い出などを話していたのだが、お
風呂を勧められたのでお風呂に入ることになった。

僕は一人で着替え、風呂場でくつろいでいると由美ちゃんの声が。「一緒に
入りまーす」という声が聞こえるや否や、由美ちゃんが一糸まとわぬ姿で入
ってきたのだ。「お客さん、湯加減どうですか?」と何食わぬ顔で聞いてき


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