ブラコン妹が押しかけ女房に
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大学進学で一人暮らしを始めた。
一人で掃除洗濯食事の準備とか大変だけど、母さんの苦労も少しは分かった気がするし色々勉強になるから充実してる。
寂しいと思う時もあるけど連絡はこまめにくるし実家に帰ろうとは思わない。
日々忙しく過ごして一年、この生活にも慣れた土曜日の朝に来客があった。
こんなに朝早く誰だろう?とインターホンカメラで確認したら妹だった。
「こんな朝早くからどうした?」
妹を部屋に上げて話し掛けたら抱きつかれた。
「お兄ちゃんが忙しいと思って一年我慢したけど…お兄ちゃんが居ない生活は寂しいよ〜!」
「ブラコンは治ってなかったのか…」
「帰ってくるつもりはないの?」
「卒業までは帰らないよ、卒業後の就職先によってはこのまま一人暮らしを続けるかもしれないしな」
「お兄ちゃんとずっと離れ離れなのは嫌!」
「そんな事言われてもな…お前も早くブラコン治せよ、そんなんじゃ彼氏も出来ないぞ?」
「お兄ちゃんが居れば彼氏なんて必要な