まじめに卓球の練習をしてただけだったのに・・・。
2018-02-24
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確か体育祭の終わった頃だったか。
弱小卓球部の新主将だった私は、団体戦1勝と個人ベスト8を目標に練習に励んでいた、そんな頃。
同じく部員が3人しかいなかったので団体戦すら出来ない女子の主将と2人で、なんとかかんとか部員をまとめていた、そんな中2の秋だった。
その日は試験前だったためか、練習に来たのは私とその女子(便宜上『リカ』としておく)の2人だけだった。
正直、真面目に練習してるのは私ら2人と後輩何人かだけというどうしようもない状態だったが、それでも、試合で勝ちたくて必死に練習していた。
ランニング、柔軟、筋トレといういつものウォームアップの後、2人しかいなかったので打ち合いを始めた。
しばらくして、リカは言った。
「なんかフォームがしっくりこない」と。
しゃあないから、横からフォームをチェックしてみる。
専門的な話なので詳細は割愛するが、要は体の使い方があまり良くなかった。
私が手本を見せてみるも、うまくいかない。
リカは言