ナポレオンのロシア遠征と大虐殺

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1812年、フランス皇帝ナポレオンは60万の大軍を率いてロシアに進攻、モスクワを目指します。
ロシア軍はクツゾフ将軍、バルクライ将軍が必死に食い止めようと抵抗しますが無敵の強力なフランス陸軍には敵わず敗退を続けます。
フランス正規陸軍は軍規も厳しく、略奪などはありませんが新編成のフランス第9軍はならず者や犯罪者も混じり、行く先々で略奪や暴行、強姦の限りを尽くしました。
アルメニアの羊飼いの少年サーシャは12才、村一番の美少年で日曜日には教会で聖歌を歌う少年聖歌隊に属していました。
その日、あちこちで爆発音が響き、村人は家財を荷車に積んで避難を始めます。
「どうしたんです?何かあったの?」
「ああ、サーシャ、フランス兵が来たのよ、恐ろしいフランス兵が」
「サーシャも逃げなさい、あいつらは女や子どもでも容赦ないから」
「僕は羊飼いだし、大丈夫だよ、羊たちと森に隠れるから」
村人たちは慌てて逃げちりました。
すぐに後を追うように華やかなフランス騎兵が煙をあげて走り抜けます。


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