ライブハウスで泥酔した顔見知りの女を送り狼
2018-01-12
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数年前の年末に持ち帰った話。
いや、泥酔女の家での話なんだけどさ。
ある地方都市の歓楽街で主に飲んでるんだが、たまに行くライブハウスの恒例忘年会。
ステージでもバンドが1グループ2曲でどんどん入れ替わり、客席の方も大混乱。
飲み屋街の有名マスターや有名常連客がそれぞれのテーブルに座ってて、その人たちを見てまわるだけでも楽しいんだが、全体としてはまあ乱痴気騒ぎ一歩手前ってところか。
そんな中に、顔見知りのトモがいた。
30歳半ばのちょっと気の強いイラストレーター。
大手代理店から独立して、景気のいい時は多少の賞もとったり奨学金で留学したりしてたが、最近ではどっかから回ってくるチラシのデザインでなんとか生計を立てつつ、その合間に自分のイラストを描くというような生活らしい。
まあ大抵の時はビンボーで、時々1杯奢ったりして、なんかで稼いだら奢ってもらって、そんな感じの知り合いだった。
午後8時頃ライブハウスに行ったが、その時にはもうかなり出来上がってた。