裏のお姉さん

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うちの裏に平屋がある。昭和に建てられた古い貸家。
昔、そこに江美ていうお姉さんが住んでいた。歳は確か、私の7つ上。黒髪ロングで背が高く、河北麻友子にちょっぴり似ていた。
ある日、小4だった私は学校から帰ってくると、リビングに書き置きがあった。裏の家に回覧板を届けてほしいという内容。
私は仕方なく届けに行くと、玄関の引き戸が半開きになっていた。不用心だと思いながら回覧板をポストに入れ、すぐに立ち去ろうとしたら――

「あぁっ……あぁぁん……♡」

お姉さんの怪しい声が聞こえてきた。
迷った挙句、庭のほうへ回り込んだ。足音を立てないように突き進んでいき、一番奥にある部屋にたどり着く。
窓ガラス越しに中をこっそり覗き込むと、そこには彼氏と正常位で交わっているお姉さんがいた。

「江美ぃぃぃ♡ 江美ぃぃぃぃぃ♡」
「うっ、うぅん……うぅぅぅん……」

お姉さんは枕をつかんで目をつぶり、身を委ね


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