あれは無償の愛でしょ?

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2009-10-13

おじいちゃんは老いから手足が不自由でトイレも1人では厳しい。 
だから、いつもはおばあちゃんが下の世話をしてた。 
おばあちゃん以外が下の世話をするの嫌がったからだ。 
ある日、家に私とおじいちゃん2人になった。 
おばあちゃんが倒れてしまい母と兄は病院、父は会社から直行したからだ。 
おじいちゃんと留守番してると申し訳なさそうに 
「喪喪ちゃん、悪いんだがトイレに…」って言った。 
私は本当に馬鹿だなって思った。 
一人じゃ行けないの知ってたくせに気が付いてあげられないなんて 
孫、それも女には言いづらかっただろうなって。 
トイレに行くとパンパースが小と大で汚れてた。 
たくさん我慢させてしまった。 
私はおじいちゃんの気を反らそうと学校であった笑い話を精一杯明るく話した。 

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