中学から知ってる部活の先輩が彼と別れてからの話

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高校のブラバンに入ったら、中学のブラバンでも2年上の先輩だったN先輩がいました。
中学の時は「きれいな先輩だな」ぐらいに思ってた先輩ですが、高校3年になるとすっかり大人の女の雰囲気でした。
まあ、今で言うなら小松菜奈的なポニーテールの似合う目の大きな。仮に菜奈先輩とします。
案の定モテてるみたいですが、噂では大学生の先輩と付き合ってるということで、単なる憧れです。
担当も同じパーカッションという事で、特にマリンバの腕にはすごい。
思春期男子としては当然夜のおかずにさせてもらってましたけどね。

ところが菜奈先輩としても最後のコンクールも迫ってきた6月後半頃からどうも調子が悪そうです。
ブラバンの顧問も不審に思って、時々俺にパートを代われとかいうこともある状態で。
ある日、二人だけに残った音楽室で菜奈先輩と練習してると、菜奈先輩が練習やめて椅子でふさぎこんでしまって。
「頑張って練習しましょう。どうしたんですか?」などと話をしているうちにどうやら涙ぐんでる。
「どうしたんで


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