真由美

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2007-03-23

「ほら、何やってんの!試合が終わっちゃうじゃない!」 
「はぁはぁ、まだ大丈夫だって…始まったばかりだよ」 
まったく、俺…何やってんだ? 
今日は休日だというのに、すでに物凄く人が集まる学校のグラウンドへと走らされていたんだ。 
「何を言ってるの!先輩の活躍を見逃したらどうするの!」 
この目の前を先に走る彼女の付き添いでな…正直俺の方は全く興味が無いというのに、 
ただ幼馴染というだけで無理矢理に叩き起こされ、ここまで引っ張ってこられたわけさ。 

「キャァァァァ────────!!!」 

突然に黄色い歓声が学校周辺にまで響く程に上がった、 
見ればグラウンドに居る大半の女性陣が、中央へと大きく手を振って浮かれてるじゃないか。 
「ウソッ!先に行くわよ駿!」 
「あっ、待てよ真由美!!」 

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