とんでもない彼女は強盗
2009-06-02
2年前・・・会社の同僚と酒を飲んだ帰り道。
夜10時ごろだったと思う。
俺は暗がりの路地を駅に向かって歩いていた。
当時29歳の俺はごく普通のリーマンだった。
明日は土曜で会社は休みだ。
1日ゴロゴロしてゲームでもして過ごすか・・・。
なんて考えていたら・・・。
「ゴチンッ!」と今までに聞いた事のない音がした。
それと同時に後頭部に鋭い痛みが走る!
「なんや・・・これ??」と思いながらも
あまりの激痛に膝を突いた。
「ヤバイ・・・殴られた!」
頭で色々考える・・・。
「なに?なんで?リーマン狩り??」
とっさに後頭部を手でなでる・・・。
なんか濡れてる・・・。
暗くてよく分か