母の秘密
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母はビ−ルを注文した。
普段お酒を飲んだところを見たことがなく「お酒飲むんだ?」と聞くと、
「ビ−ルは飲むわよ、お酒はダメだけどね」とグラスのビ−ルを一気に飲み干した。
料理のおいしさもあって、母はビ−ルを3本も空けてしまった。
ほんのりと顔が赤くなっていた、その火照りは首から胸へと広がっている。
浴衣の胸元が少し乱れている、奥が見えそうで見えない。
ビ−ルで酔っているのか、いつもはおしとやかな母が大胆になっている。
「食事も済んだし、露天風呂に入ろうかな」と僕が言うと
母が「一緒にはろうかな~」と悪戯っぽい顔で僕を見る。
すかさず僕は「酔っ払いお断り」と返すと笑みをこぼしていた。
1時間近く風呂に入っていただろうか、部屋には布団がひいてあった。
母は布団の上で横になりテレビを見ていた、浴衣から白い綺麗な足が見えている。
僕は運転の疲れのせいか、横になると睡魔が襲ってきた。
ほどなくして部屋の電気