NPB「不祥事とは考えていない」
2013-06-13
<統一球問題>コミッショナー謝罪 変更・隠蔽への関与否定
毎日新聞 - 2013年06月12日 22:21
プロ野球の統一球問題について記者会見する、日本野球機構の加藤良三コミッショナー(中央)。左は下田邦夫事務局長、右はミズノの鶴岡秀樹取締役=東京都千代田区で2013年6月12日午後8時6分、西本勝撮影
◇事実把握は事務局長を含め職員3人だけ
プロ野球で使われている統一球が、飛びやすくなるよう調整されていた問題で12日、日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(71)や、製造元のミズノの関係者が東京都内で記者会見し、加藤コミッショナーは「混乱を招き、選手、ファン、球団に心からおわびしたい。隠蔽(いんぺい)するつもりはなかった」と謝罪した。ただ、「不祥事とは考えていない」として辞任は否定した。
会見によると、昨年の検査で、規定の反発係数を下回る球が目立ったため、下田邦夫事務局長がミズノ側に調整を指示。下田事務局長を含め職員