思い出の白い紐・第3話[完]
2014-08-24
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ついにM美の股間全体を手の平で覆い尽くし、中指全体に柏餅の合わせ目を感じる。
初めて味わうその不思議な柔らかさに、たとえようのない満足感を得た。
中指の第一関節を軽く動かしてみると、かなりの湿度と更なるM美の秘密に誘われる。
M美は激しい吐息とともにしがみついてくる。
俺自身も再び激しい興奮に包まれるが、力を入れるな力を入れるなと、呪文のように心の中で繰り返した。
M美は息も絶え絶えで「M美、M美、準備が出来たみたい」とうわ言のように呟く。
もう、なにがなんだか本能だけでM美に身体を重ねると、亀頭にニュルリという感覚を覚えた途端、あっさりと挿入が完了していた。
ハッと我に返り、M美の表情を覗き込む。
眉間に皺を寄せ口を半開きにし、神経を一点に集中し何かを必死で確かめている。
俺は腰を動かさずにM美の表情だけをみつめていた。
「痛い?」
「・・・大丈夫」
痛いようだ。
ほんの少しだけ腰を動かす。