仲良し3家族 2

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翌朝起きてもみんなは昨夜のことに話題をしませんでした。
しかし、私と莉子さんが顔を合わせるとなんか気まずい感じがして、「おはよう。」と言うと「おはようございます。」と言って話が続きません。
それに莉子さんの旦那さんの田中さんが私を睨んでいる風にも見えてしまうんです。
妻も同じようで島田さんの顔を見ても俯いているだけで、でも妻たちには子供を着替えさせ朝ご飯を食べさせないといけない仕事があり淡々とこなしていました。
ただ、島田さんだけは夕べあれだけビールを飲んだのにさっぱりした顔をし、よほど妻を抱いたのが良かったようなんです。
支度をすると午前中の目的地である白川郷へ各車で出発しました。

白川郷では子供たちがめずらしい合掌造りの家を見ながらはしゃいでいます。
妻たちは子供たちが側道にある小さな排水路の嵌らないか、時にはしゃべりながら時には速足で子供を追いかけて手を繋いでいました。
その妻たちの後を追って3人の男たちがにやにやしながら歩いているんです。
私もですが、きっとほかの二人も夕べ抱


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