水原(高校生編)

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2006-05-16

今から俺が書かせてもらう話は、俺が高校生の時から始まる話。 

自分で言うのも変だが、昔から俺は、変わった奴だった。 
学生の種類というのは結構綺麗に別れるものだと思う。 
ヤンキー、本ワルに成り切れないエセヤンキー、マジメ君。大きく言えばこんな感じだと思う。 
しかし今思えば、俺はこのカテゴリーのどれにも当てはまらない学生だったように思う。 
ヤンキーのように非行に走ったりするわけでもなかった。第一、あんな事をしても自分の人間としての質を落とすだけだし、すごく無意味な事だと思っていた。 
教師に反抗もしなかった。学生生活ってのは、おとなしく教師のいいなりになっていれば、案外快適に過ごせる。それに、学校で問題を親に迷惑もかけるし。 

マジメ君のように、勤勉でもなかった。ダブりにならない程度には勉強はしたが、自分的に無意味だと思う宿題などはやらなかったり、とにかく直で成績表に響きそうなものたけをそれなりに

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