激しく幸せで辛かった、懐かしいポッテリ唇の彼女
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40代も半ばの腹の出た中年親父です。
ラグビータウンと呼ばれる我が地元、とても立派な競技場も有り、
一大スポーツ公園であるその場所に、息子のサッカーの試合に訪れる度、
あの激しい一時の恋を想い出し、複雑な心境に苛まれる………
20年程前、都内で勤めていた会社が倒産し、23歳で早くもUターン。
親父の口利きで、腰掛けのつもりで地元の自動車部品メーカーに就職した。
丁度新入社員の入社日と重なり、まだ若いからとの理由で、
その新人の研修に中途の私も加わる事と成った。
その新人の中にヒロエは居た。
眼鏡を掛けていて妙にハキハキ仕切る活発で明るい子で、
直ぐに好印象を持った。
私は皆より2~4才は上だったので、研修中は何かに行き詰まると相談を持ちかけられ、
大して社会の経験も無いのに努めて冷静に応対していたので、
何かと頼られるようになる。
そのうち連帯感も高まったように思えた私は、
新人を仕切っていたヒロエに親睦