彼氏もいた飲み会のあと
2009-08-20
二十歳の頃の話。
当時コンビニでバイトしてました。そこのオーナーには息子がいたんですけど、中学浪人して三流私
立高進学、高校浪人して東京の某三流私大の夜間学部、在学中に一回留年して23歳で大学2年生と
いう、とても横滑りが上手な方でした。
いい年して親離れが出来ていないらしく、2週に一回は週末に帰省してきておりまして、何も用事が
ないのに、店に出てきては、私のようなバイト君に勝手に指示しては、みんなに迷惑がられるという
何だかなぁという方でした。
彼はコンプレックスが人一倍強い性格らしく、自分の中でした格付けで、自分より上位にいる人間に
は偉そうに振舞い、格下と思える人間には賞味期限切れになった弁当をバイトの帰り際手土産に持た
せ、煮込みすぎてグズグズになったオデンのチクワなどを休憩時間にご馳走してくれるという、とても優しい方でした。
私は当時地元の国立大の2年生だったのですが、彼の中では私の方が格付けが上らしく、帰省してく
るたびに何かと的から少し大きめ